御注意-アップグレード・キットの装着は専門のメンテナンス・ガレージにて行ってください!
はじめに
装着作業に入る前に、下記のパーツが全て揃っているか確認してください。
- 6ポットまたは4ポット・キャリパー x 2
- ブレーキ・ディスク・ローターx 2
- キャリパー・ブラケットx 2
- ブレーキ・パッド x 1セット(4枚)
- ブレーキ・ホースx 2
ブレーキの取り外し
Step 1.
車をジャッキ・アップし、ホイールをはずします。
Step 2
ブレーキホースをキャリパーから取り外し、オリジナルのキャリパーを取り外します。
Step 3
オリジナルのディスク・ローターを取り外します。
準備
Step 4
ローター・ハブの表面をサンド・ペーパー等できれいにし、ローター接合面にサビ、凹凸がなくフラットであることを確認ください。
Step 5
正しく装着ことを確認するため、新しいキャリパーブラケットを当て見てください。
オリジナルのキャリパーブラケットに、タロックスのブラケットをボルトで取り付けます。このとき締め付けすぎないようにしてください(取り付け後調整が必要な場合があるため)。
Step 6
ハブ、ローター、ブラケットのクリアランスをチェックするため、ローターを当ててみます。車によっては、正しいクリアランスを取るため、ブラケットの加工、シムが必要になる場合があります。
取り付け
Step 7
オリジナルのマウント・ポイントを使い新しいディスク・ローターをハブに取り付けます。
Step 8
新しいキャリパーからホース用のボルトを取り外します。
Step 9
キャリパーをブラケットに当て、クリアランスをチェックします(正しいクリアランスを取るため、シムを追加、または、ブラケットを加工する必要な場合があります)。
Step 10, 11
キャリパーとブラケットをボルトで締めます。メーカー指定のトルク値を参照ください。
Step 12, 13, 14
新しいブレーキ・ホースを取り付けます。ワッシャーが正しく装着されていることを確認し、しっかり取り付けされているか確認してください(締め付けすぎに注意)。
Step 15, 16
ブレーキ・オイルのエア抜きをします。必要な場合は注ぎ足します。
Step 17
タイヤ・ホイールを当て、クリアランスをチェックします。正しいクリアランスを取るためにスペーサーが必要になる場合があります。スペーサーを使用する場合は、長めのスタッドボルトを使用してください。
Step 18
クリアランスが取れた後に、タイヤ・ホイールを取り付けます。メーカー指定のトルク値で締め付けます。
- 車を発進させる前に、パッド位置が適所に来るよう、また、ローターに均一に当たるように、ブレーキペダルをポンピングしてください。
- ディスク・ローターとパッドは、走行距離約500~650キロの間は過剰なブレーキはなるべく避けるようにしてください。ローターがオーバーヒートし歪みの原因となります。